49日目

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10/08
朝目覚め、出発の準備をする。

メキシコがどんな国かはわからないのでいつも以上に念入りにバイクの点検を済ませる。その後モーテルのフロントへ出向き、カギを返却。
ここのモーテルはブレックファーストなんてサービスは無い。
あるのはセルフサービスのコーヒーのみ。

チェックアウトと同時に受付にいた女性に
「$1は何ペソなんだ?」と聞くと「10ペソだ」と教えてもらった。
なるほど、わかりやすい。

バイクにまたがりモーテルを出ようとすると、
モーテルの1室の前にパトカーが2台とまっていた。

昨夜見たパトカーと同じパトカーだろう。
犯罪者が隠れていたのか?
などといろいろ想像しているとメキシコ国境付近と言うだけで
治安の悪さを感じ、だんだんとメキシコへの不安が大きくなった。

地図で確認すると、77号を真っ直ぐ走るとそのまま国境を越えることが出来るのがわかる。
国境を目指してバイクを走らせるが車の数はどんどんと少なくなっていく。

逆にメキシコ側からアメリカ側へ入って来る車はとても多い。

そのまま走るとイミグレーションセンターが見つからず、ハイウェイの料金所のようなところで「$3だ」と言われたので$3払う。

そのままゲートを通ると、
なんとそこはメキシコだった・・・

入国審査はないんですか。。。
国の入国管理の適当さにさらに不安が増した瞬間だった。

メキシコ側に入ると一気に人が目立ち始めた。
信号などで停車した車を洗い賃金をもらおうとする人、
また無職のような人、
それにバンプ(段差)がすごく多い。。。

アメリカ・カナダなどもパーク内にもパーク内を走る車などがスピードを出し過ぎないようにバンプが設けられていたが、それはバイクで通過しても当然支障がない高さ。

メキシコのバンプはアメリカンのバイクにはだいぶキツイ高さとなる。。。
時折バンプを越える時にバイクの下側のフレームを擦る時すらある。。。

とてもアメリカと陸がつながった国とは思えない。。。

USドルをペソに換えたかったが換金所はなぜかどこも休みだった。
カードがあるから平気だろうと、まずは一番入る機会が多いだろうと言うことでガススタンドに入る。

店員に「レギューラー」と言う、が伝わらない。
見ると表示にはマグナ、プレミアム、ディーゼルの3種類。
ディーゼルが軽油ということはわかる。
プレミアムはおそらくハイオクだということも感じ取れる。
ということで「マグナァ」と言うとちゃんと通じた。

メキシコのガススタンドはカナダ・アメリカと違い、セルフサービスではない。

日本のガソリンスタンドと同じく、店員がタンクに入れてくれる。
これは便利だ!と清算のため店員にカードを渡すが、
スペイン語でまくし立てられる。。。

え?・・・

英語で話しかけてみるが、国境が近いというのに英語がわからないらしい。。。
困った・・・

仕方なくサイフの中にあるUSドルを渡してみるが、結局スペイン語でまくし立てられる。。。

どうもカードもUSドルも使えないらしい。
ペソだ。。。

言葉も通じず、お金も払えない。

しかしガソリンはすでにタンクの中に入ってしまっていると言う
なんだか立場の悪い状況。。。

店員は2人、2人でなにやら話している。
どうやらカードについているマスターカードのマークを見て、
お金をおろして来い、みたいなことを言っている。

紙とメモを渡すとアルファベットで「ATM」とかかれ、地図を書いてくれた。

が、この地図がぜんぜんわからん・・・
縦に2本の線と横に1本の線があるだけの地図・・・

しかし向かわなければいつまでたってもお金を払うことは出来ない。
スペイン語わからないのでバイクを指差して、「バイクOKか?」と英語で言うと渋い顔をしながら「シー」と言って首を縦に振った。

しかし本当にまたもとのガススタンドに帰ってくると言う保障も無いのにバイクで乗っていくわのは悪いだろうと、サイドバックなどの荷物をガススタンドに置き、バイクで向かうことにした。

地図を見ながらバイクを走らせるが絶対向かえていない。。。

途中の歩行者に地図とカードについているマスターカードのマークを見せて、
「どっちだ?」と言うジェスチャーで聞いてみる。

歩行者は「バンコ?」と言う。
なんとなくバンク=バンコか!と思い、
「シーシー」と返答する。

すると丁寧に教えてくれたが1パーセントも理解できなかった。
結局指を指された方向を向かうというだけ。

ちょっと広めの通りに出たので、この通り沿いかだろう!
と目星をつけ、通りを走る。

するとバンコがシー!
あったあった!

見るとATMはPLUSマークもあるため
新生銀行のカードでも引き落とせると思い、
とりあえず2000ペソ下ろした。

戻ってからまずはガス代を払い、ガススタンドの隣にあるコンビニでコーラを2本買う。

スタッフに迷惑かけたのでコーラを渡すと、店員は申し訳なさそうな表情をしてコーラを受け取った。コーラが嫌いなのかと思ったがどうも日本の「気を使わせて悪いな」みたいな感じだった。

コーラを受け取るとどこに行くんだ?みたいなことを言っているので
地図を見せ、本日向かう予定でいた「CIUDAD VICTORIA」を指差した。

すると結局また言葉がわからないが南に進むことを教えてくれた。

ありがとう メキシカン

バイクにまたがり南に進むと101号線の標識があった。

ここで地図と見比べ、この道路を行けばCIUDAD VICTORIAにいけると確信した。
101号線を進む。
メキシコはすごかった。
カナダ・サスカチュワンよりも
アメリカ・テキサスよりも
何もない。

どこまでも広がる大地。

日差しは強いが、空気は熱くない。

おそらく高地なのだろう。

そして真っ白な蝶がたくさん飛んでいる。

アメリカがコクーンならメキシコはモンシロチョウだ。

木の柵だけで区切られた広場で遊ぶ子供。
おそらくあの小さな建物が学校なのだろう。

生徒は10人ほどだ。
少子化が見られるわけではないことはわかる。

馬がたくさんいる。
牛もたくさんいる。
馬に乗る人もいる。
そしてみんながアミーゴだ。

バイクで101号を走っているのを見つけると
大人でも子供でも手を振る。

僕も大きな声で「アミ~ゴ~~」と叫びながら手を振る。

僕はメキシコに来たんだ!とあらためて実感した。

その後も101号を走り、CIUDAD VICTORIAを目指す。

途中、カナダやアメリカで見た三角のテントマーク、
つまりキャンプエリアをしめす看板を2度ほど見つけた。
が、その看板の示す先はただ大地が広がっているだけ。

水が出るようなものもなければ当然受付などもない。
看板も朽ち果てており、カナダやアメリカのキャンプエリアと言うよりは
「野宿可エリア」と言う感じだろう。

大目の飲料水を所持しているなら野宿でも構わないが、
所持している水が少ないこと、
さらに空気の薄さから高地であると感じ夜は寒くなるだろうということ、
また、蛇が恐そう、
と言う点からCIUDAD VICTORIAの街を目指すことにした。

CIUDAD VICTORIAにつくと小さな街だが人が多かった。
1軒のモーテルを見つけ中に入る。
看板には「カラーテレビ」と書いてあるのがわかる。

受付にいた青年に1ナイトOKか?と英語で言うが当然伝わらない。
しかたなく太陽の絵と月の絵を紙に書き、夜になり陽が昇る絵を書いてみた。

すると青年は紙に120ペソ、280ペソと書き、どっちにするかと聞いてきたので
安い120ペソを指差し、120ペソ支払った。

不思議な顔をされたが案内された部屋に行く。

部屋に入り疑問がよぎった。
ルームキーをもらっていない・・・
夕飯を外で食べようと思っていたのでこれでは困る・・・

しかたなくまた受付に行き、ご飯を食べに行くから
カギをくれ!と英語で伝えるが当然伝わらないので食べるジェスチャー→部屋を指差し→カギを回すジェスチャー

するとルームキーを借りることができた。
カギを受け取り受付を出ようとすると受け付けルームの奥に、
小さく「4 hour 120」と書かれている!

おおっ!4時間じゃねぇーーー!!!

と思い、「アイム スリープ!アイム スリープ!」と言って寝るジェスチャーをすると紙に150と書かれた。

そうか!280ペソが1泊料金なのか!
と理解し、さらに150ペソ払うことにした。

しかし最初に払った120ペソと追加の150ペソを足したら270ペソなんだがな・・・

計算が苦手な青年なのだろう・・・

間違いに気づいたがこれ以上言葉の通じない会話はトラブルになりそうなので
10ペソ足りないままバイクから荷物を降ろし、部屋で過ごした。

部屋は小さく、シャワーしかない。
暗くなる前に夕飯を食べてしまおうと思い、バイクに乗り、街に出てみる。
途中受付を通る時にご飯を食べるジェスチャーをするとスタッフは首を縦にふったので
大丈夫なのだと安心した。

コーラとコロナビールの看板を下げた食事を取れそうなところを見つけたので
そこにはいることにした。

店は屋根があるというだけで外に面している。
つまりオシャレな言い方をするならばオープンカフェだ。
オープンすぎて床が地面なぐらいだ。

メニュー表などなく、店員に食べるジェスチャーをすると、
「タコ?タコ?」と言う。

タコ?・・・

タコスのことか!と理解し
「タァ~コォ~」と伝える。

それから「コォ~ロォ~ナァ~」と言うとなぜかコカコーラが出てきた。。。

まぁ良い。。。

店ではお母さんと小学生ぐらいだろう男の子2人で切り盛りしていた。
小学生ぐらいの青年が興味を持ったのかジロジロ見ている。

話しかけてみようと思い、彼を呼び紙にいろいろ書いたが伝わらない。

数字を書くと
1 ウノ~
2 ドス!
3 トォレス
4 クヮントロ~
と言い始めた。

スペイン語の数字は多少知っていたが5から10までがわからなかったので
その後の数字を書いて発音を書き留めた。

結局タコスを2個とコーラを食べて250ペソだった。
チップの払い方がわからなかったが、他の客を見ると
チップを払っているように見えなかった。

おそらくメキシコはチップと言う習慣がないのだろうが
店を出るときに数字を教えてくれた青年に10ペソ上げた。

モーテルに戻りシャワーに入る。
お湯側と水側と言う二つのツマミが無く、一つしかない。

出すと水しか出ない。。。

陽が落ち始め夜になるとモーテルに入って来る車の音が聞こえ、
どうも混み始めた気配がする。

女性の笑い声なども聞こえる。

そうか、、、
部屋の時間貸しがあるし、ルームキーが渡されないってことはここは日本で言う
ラブホテルなのか。。。
とやっとのことで気づいた。。。

走行距離:429キロ   総走行距離:15771キロ

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